箱根町では、温泉地共通のテーマである「温泉地と火山との共生」について、全国に先駆けて取り組んでいます。バスで巡りながら地形などを観察・学習する「箱根ジオツアー」や、町民や観光客を守るための安全対策、今年3月には「火山温泉観光サミット2016」を箱根で開催するなど、様々な展開をしています。
硫黄泉
(芦ノ湖、宮城野、湯の花沢)
総硫黄を2mg/1kg以上含む。
殺菌力が強く、表皮の細菌やアトピー原因物質を取り除く。
- 浴用の適応症:
- アトピー性皮膚炎
- 尋常性乾癬
- 慢性湿疹
- 皮膚化膿症
- 飲用の適応症:
- 糖尿病
- 高コレステロール血症
単純温泉
(芦之湯、姥子、小涌谷、塔之沢、二ノ平、箱根湯本)
溶存成分(ガス成分を除く)が1,000mg/kg未満。
泉温は25℃以上。アルカリ性単純温泉はpH8.5以上。
刺激はマイルド。適応・禁忌は一般的適応症・禁忌症に準ずる。
- 浴用の適応症:
- 自立神経不安定症
- 不眠症
- うつ状態
硫酸塩泉
(強羅、仙石原、蛸川)
陰イオンの主成分が硫酸イオン。
飲んで胆のうを収縮させ、腸のぜん動を活発化する。
- 浴用の適応症:
- きりきず
- 末梢循環障害
- 冷え性
- 皮膚乾燥症
- うつ状態
- 飲用の適応症:
- 胆道系機能障害
- 高コレステロール血症
- 便秘
塩化物泉
(大平台、木賀、底倉、堂ヶ島、宮ノ下)
俗に言う「熱の湯」。陰イオンの主成分が塩化物イオン。
皮膚に塩分が付着するため、保温効果・循環効果がある。
- 浴用の適応症:
- きりきず
- 末梢循環障害
- 冷え性
- 皮膚乾燥症
- うつ状態
- 飲用の適応症:
- 萎縮性胃炎
- 便秘
冬はスキーと温泉、夏はトレッキングや登山と温泉が存在。来年、新たに療養施設を建設しており、観光だけでなく、温泉と療養の好循環を目指していることも、評価されました!
2016年に妙高観光推進協議会を設立。観光協会、温泉旅館組合連合会、商工会、交通事業者などが連携して、観光地域づくりを進めています。
妙高高原温泉郷には7つの温泉地、5つ の泉質、3つの湯色(赤、白、黒)があり、これを称 して「七五三の湯」と言い、それぞれの温泉地が手を携えて活動しています。
日本最大級のスキーリゾートを持つ蔵王温泉。スキーのあとは温泉で疲れを癒す、昔ながらのレジャースタイルを楽しめる点が、評価されました!
いま沖縄では新たな温泉が増えつつあります。ビーチなど沖縄ならではのレジャーのあと、温泉で疲れを癒すという提案が、評価されました!